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育毛のための血行改善
血行が悪くなると毛根や頭皮にとって必要な栄養素が届かなくなるため、
抜け毛の原因になりえます。
血行が悪くなる原因には、次のようなものがあります。
・体の冷え
・運動不足
・水分不足
・食生活の乱れ
・ストレス
・喫煙
・きつい衣類や靴
・貧血や低血圧などの血管系の疾患
・不規則な生活による自律神経の乱れ
・長時間座ったままだったり、無理な動作を重ねたりすることによる筋肉の硬直
血行を改善するには、次のような方法があります。
・運動する:
ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動を
適度な強度で継続的に行うことで、全身の血行を促します。
・入浴する:
38~40度のお湯に10~15分程度肩までしっかり浸かり、
水圧による血液の循環を良くしましょう。
炭酸泉につかると、皮膚血管が拡張して全身の皮膚血流を促進させます。
・ふくらはぎをマッサージする:
ふくらはぎには太い血管が通っているため、もむことでポンプ機能がサポートされ、
血流が良くなります。
・水分補給を心がける:
体重1kgあたり35mlの水分を目安に、こまめに水分補給しましょう。
・食生活を見直す:
栄養バランスの良い食事を基本とし、にんじんやごぼうなどの
体を温める食材を取り入れましょう。
また、ビタミンEが含まれる食材(タラコやアボカド、アーモンドなど)もおすすめです。
・窮屈な服装を避ける:
きつい靴や衣類は血管に圧力がかかり血行不良の原因になります。
・長時間の同じ姿勢を避ける:
同じ姿勢を長時間続けることで血行不良を引き起こす可能性があります。
血行不良になると、冷え性、むくみ、肩こり・腰痛、眼精疲労などの
さまざまな症状を引き起こされます。
育毛のためには、栄養を届けるために血行の改善が必要になります。
頭皮だけではなく、身体の他の部分も血行が悪くなってる可能性が高く
健康維持のためにも血行を改善するように意識すると良いでしょう。
また育毛シャンプーやトニックの中にも血行をよくする成分が
入ってますので、育毛用シャンプー、トニックを選ぶ事をおすすめします。
育毛のための栄養素
育毛のための栄養素
あたり前のことですが、口に入れる食事は身体を作ります。
暴飲暴食や過度なダイエットなどで食事が乱れていませんか?
健やかな髪の育毛のためには材料となる栄養素が欠かせません。
ここでは育毛のための栄養素について書いていきます。
意識的に身体に入れていきましょう。
まずは髪に悪い食事から見ましょう
脂っこいもの:
揚げ物や脂身の多い肉、バター、マーガリンなど、
脂肪分が多い食べ物は、皮脂の分泌を過剰にし、
頭皮の毛穴を詰まらせる原因となります。
カフェイン:
コーヒーやエナジードリンクなどに含まれるカフェインは、
発毛の促進を抑制させてしまう働きがあります。
糖分の多いもの:
糖分の多いジュースやお菓子、デザート、炭水化物などの過剰摂取は、
血糖値の高い状態が続き、血行不良を招く可能性があります。
コレステロール値が高いもの:
コレステロール値が高い食べ物は、頭皮の血行不良を引き起こしてしまうため、
薄毛の原因になると言われています。
添加物が多く使用されているもの:
ファーストフードやインスタント食品は、成長ホルモンの分泌を妨げる可能性があります。
また、タンパク質が不足・過剰、亜鉛や鉄分が不足しがちな食事も、髪に悪いと言えます。
発毛促進につながる栄養素は亜鉛とビタミン類
発毛促進を目的として摂取したい栄養素は主に亜鉛とビタミン類の2つです。
亜鉛はケラチンを合成する働きがあるといわれています。
ケラチンとは毛髪の主成分であり、亜鉛の摂取量が足りないと毛髪の成長が悪くなってしまいます。
一方、ビタミン類には頭皮環境を整えたり、亜鉛の働きを支える作用があったりするのが特徴です。
ビタミン類にもさまざまな種類がありますが、
なかでもビタミンB2とB6、ビタミンC、ビタミンEを摂取すると良いといわれています。
ビタミンB群には代謝を促進する作用があるといわれていて、
毛母細胞の細胞分裂を助ける作用が期待できます。
ビタミンEは血流改善作用があり、ビタミンCと一緒に摂取すればさらによいでしょう。
ただ、亜鉛を過剰摂取すると吐き気や脱水症状、嘔吐などの症状が出るといわれていますので
注意が必要です。
亜鉛が豊富に含まれている食材
牡蠣やタラバガニ、スルメといった魚介類やチーズ、ココア、レバー
レバーにはビタミンB2も多く含まれているので、積極的に食べることを心掛けましょう。
ビタミンB2やB6が多い食材
レバー、納豆やナッツ類、にんにく
納豆にはケラチンの元になるタンパク質も豊富に含まれているので、
効率的に吸収できる点はメリットです。
さらに、レモンやキウイ、パイナップルといったフルーツや
キャベツ、じゃがいもなどの野菜にはビタミンCがたくさん含まれています。
育毛のために摂取したい栄養素まとめ
亜鉛:
毛髪の主成分であるケラチンを合成する働きがあり、亜鉛が不足すると毛髪の成長が悪くなります
ビタミン類:
頭皮環境を整えたり、亜鉛の働きを支えたりする作用があります
タンパク質:
肉類や乳製品、卵などに多く含まれています
鉄分:
カツオや鶏レバー、あさりなどに多く含まれています
イソフラボン:
鍋などの料理で野菜や肉、豆腐などと一緒に摂取することができます
パントテン酸:
毛髪の成長に欠かせない栄養成分です
ビタミン類:
バナナや緑黄色野菜、鮭、ゴマ、ナッツ類には、
ビタミンB2、ビタミンB6などのビタミン類が豊富に含まれています。
これらの栄養の不足が続くと髪が弱くてもろくなり、
抜け毛のリスクが高まります。
サプリメントも手軽に足りない栄養素摂取できる方法ですが、
肝臓に負荷があったり思いがけないリスクがあったりするので、
副作用などをよく読んでからの方がいいと思います。
アルコールについて
私も大好きアルコール!
アルコールの過剰な摂取は、育毛の妨げになる可能性があります。
アルコールも口から摂取するものになるんですけど、
後日、肝臓について書こうと思いますのでその時に詳しく
今回はさわり程度で、飲みに行きます!
アルコールには、次のような悪影響が髪や頭皮に及ぶ可能性があります。
・頭皮や髪への栄養補給を阻害する
・頭皮環境を悪化させる
・女性の場合は女性ホルモンのバランスを乱す
・アセトアルデヒドが「ジヒドロテストステロン」を増加させる
・ジヒドロテストステロンはAGAの原因となるホルモンで、
頭皮上のヘアサイクルに攻撃を加えることで薄毛を引き起こします。
また、アルコールの分解に使われていたエネルギーが
髪の毛の成長に使えるようになるため、禁酒することで
髪の毛が太く強く成長する可能性もあります。
薄毛を解消し毛髪を生やすためには、飲酒は適量にし、
規則正しい生活を送り、健康的な生活へと改善することが重要です。
育毛のためのメディカルシャンプー、育毛剤
メディカルシャンプーについて
育毛のためには、髪ではなく土台となる頭皮に注目するべきです。
各社様々な商品があり、シャンプーを選ぶのもなかなか難しいと思います。
今回は頭皮に優しいシャンプーと悪いシャンプーの見極め方について書いていきます。
頭皮に悪いシャンプー
頭皮に悪いシャンプーには、次のような成分が含まれているものがあります。
石油系界面活性剤、シリコン、合成香料・合成着色料、パラベン、 コカミドプロピルベタイン。
ほかにもありますが、代表的なこれらの成分が含まれるシャンプーは、
洗浄力や脱脂力が強く、頭皮への刺激が強いため、
頭皮や髪を乾燥させたり、毛根などに悪影響を与えたりする可能性があります。
また、フケや抜け毛、かゆみなどの頭皮トラブルを引き起こすこともあります。
基本的に低価なシャンプーはこの類に入ります。
育毛を考えられるのであれば、まずはシャンプーから変えてみてください
おすすめしたいのが、育毛用のメディカルシャンプーです。
価格はそれなりに上がりますが、育毛を本気で考えられてるのであれば
日常的に毎日使われるシャンプーを変えないと意味ないとまで考えます。
それだけ習慣的に使うモノは大事なんですよね
頭皮に優しいシャンプーの特徴
基本的には、アミノ酸系の界面活性剤を配合しているシャンプーがおすすめです。
アミノ酸系の界面活性剤は人間の肌と同じ弱酸性で、
洗浄力は優しく必要な皮脂を残し、保湿力も高いのが特徴です。
さらに、育毛効果と血行促進、殺菌などを付け加えたものが
育毛用メディカルシャンプーになります。
まずはこれから!
各メーカー色々商品あるので、上記の基準に照らし合わせて
自分好みのシャンプーを選んでもらったらいいと思います。
個人的には、今注目の成分 ミノキシジルに類似した効果のある
リデンシルが入りバルジ領域を活性化させる
REDEN リデン メディカルシャンプー(3480円)Amazon
がいいんじゃないかな?っと思います。
育毛メディカルシャンプーを使用する際は、次の点に注意しましょう。
・傷やはれもの、しっしん、皮膚炎(かぶれ、ただれ)などの皮膚障害がある場合は使用しない。
・目や口に入らないよう注意する。目に入った場合は直ちに水またはぬるま湯で洗い流す。
・頭皮や肌に合わない場合は使用を中止する。
・そのまま使用すると症状を悪化させることがあるため、皮膚科専門医等に相談する。
育毛剤も同じ考え方ですが、頭皮環境を整え、血行を促す事が大事です。
基本的に、
シャンプー、育毛剤は、頭皮環境を整えるための補助で
変えたからといって劇的な変化はありませんが長期スパンで考えた時
習慣的に頭皮に悪いシャンプーを使い続けていると
より薄毛や抜け毛が進行してしまいますので、
育毛を考えられるのであれば、まずはシャンプーを変えてくださいね!
育毛のための頭皮環境
育毛を始める前になにが原因がわからないと検討違いな対策をする事があります。
まず頭皮環境について、良い状態、悪い状態について考えたいと思います。
健康な良い頭皮環境には次のような特徴があります。
・透明感がある青白い色をしている
・毛穴が詰まっていない
・毛根が肌に透けて見える
・皮脂と水分のバランスがよい
・キメが整っていてツヤがある
・柔らかく適度な弾力がある
逆に、頭皮環境が悪い状態は、
・フケが出る
・赤み(紅斑)やかゆみ、湿疹などの症状が起こる
・頭皮が硬く感じたり、動きにくいと感じたりする
頭皮の健康状態は、頭皮の色合いを確認することで知ることができます。
白や赤、黄、茶色をしている場合は頭皮環境が悪化している可能性があります。
頭皮の色による違いを見てみましょう
自分がどの状態にあるのか確認することも育毛には必要な事です。
健康な良い状態は透明感がある青白い色です。
不透明な白
透明感のなく白い頭皮は肌のうるおいが損なわれており、カサカサと乾燥しています。
青白い頭皮と比べて肌のキメが粗く、人によっては
カサカサと粉やフケを吹いたようになっているケースもあります。
頭皮が乾燥する原因はエアコンによる冷えや空気の乾燥、紫外線によるダメージ、
肌質に合っていなシャンプー、ビタミンB群の不足などさまざまです。
赤
炎症を起こしていると頭皮が赤くなります。
赤い頭皮は一見すると血行がよさそうに見えるのですが、
実際には鬱血により血液の流れが悪くなっていることもあります。
放置すると頭皮環境の悪化にともなう薄毛のリスクも高めるため注意が必要です。
炎症を起こす原因としては、紫外線・ヘアケア用品・血行不良などが挙げられます。
頭は高い位置にあり紫外線にさらされやすい箇所のため、
日焼け止めや日傘などで対策しないと
日焼けにより炎症を起こすリスクが高くなります。
また肌質に合っていないシャンプーなどのヘアケア用品を使用していると、
肌への刺激が強いため炎症を起こす可能性も。
頭皮に合っていない洗浄力の強いシャンプーを使い続けると、
乾燥が常態化する場合もあるため注意が必要です。
黄
頭皮の色が黄色っぽくなっているのも不健康な状態といえます。
頭皮が黄色っぽくなるのは過剰に分泌された皮脂が酸化するためです。
ベタベタとして粒が大きくて黄色っぽいフケが目立つようになるのも特徴です。
過剰に分泌された皮脂と剥がれ落ちた角質、ほこりなどが混じり合い毛穴を塞ぐと、
抜け毛のリスクを高める恐れもあります。
また、過剰な皮脂をエサにして常在菌が異常繁殖すると、
脂漏性皮膚炎を発症する可能性も高くなるため注意が必要です。
脂漏性皮膚炎はその他の皮膚炎とは異なりかゆみがないか、
あっても軽微のため、発症に気づかずに進行する傾向にあります。
そのため、肌が黄色っぽいときには専門医に相談するのがおすすめです。
茶色
頭皮が茶色いのも不健康な状態の1つです。
血行不良により老廃物がたまると、頭皮が茶色っぽく見える傾向にあります。
頭皮への血行不良状態が続くと、髪の毛の成長に必要なエネルギーが不足するため、
抜け毛や薄毛などのリスクを高めます。
頭皮への血行不良を起こす原因は、
睡眠不足やストレス、飲酒や喫煙の習慣、冷え、運動不足、乱れた食習慣などさまざまです。
頭皮環境が悪化すると、薄毛や男性型脱毛症(AGA)などのリスクが高まります。
頭皮環境を悪化させる原因には、次のようなものがあります。
・血行不良
・乾燥
・ホルモンバランスの乱れ
・脂漏性皮膚炎
・紫外線による日焼け
・不潔
・誤ったヘアケア
・栄養不足
血行不良になることで毛包に栄養が届かなくなります。
乾燥や紫外線のよるダメージも薄毛や抜け毛の原因になります。
また肌に合わない洗浄力の強いシャンプーを使用した場合にも乾燥します。
ストレスや睡眠不足、過度なダイエットや食事制限もホルモンバランスを乱します。
上とは逆に、頭皮環境を改善するには、次のような方法があります。
・頭皮マッサージ
・育毛剤の利用
・適度な運動
・入浴
・良質な睡眠
・シャンプーのやり方を見直す
・生活習慣を見直す
マッサージや入浴、適度な運動は血行を良くするだけでなく
良質な睡眠につながります。
育毛剤に関しても有効成分などメーカーによって差はあるものの
保湿と血行促進の補助が目的になります。
シャンプーに関しては、洗浄力の強いシャンプーをやめ
育毛に特化した洗浄力の優しい、保湿効果のある
メディカルシャンプーに変える事をおすすめします。
次に幅広いテーマですが、生活習慣
育毛にとっては、食事、アルコールたばこもですし、
運動や睡眠なども改善が必要になります。
長くなるので、 一つずつ分けて書いていこうと思います。
薄毛のための育毛について
スカルプインクをやりはじめてから一番大事な事を忘れていました。
スカルプインクは、頭皮の透け感を埋めて薄毛を目立たなくする技術です。
髪が生えてくるわけではありません。
今まで美容師ができなかった事ができるようになって浮かれていました。反省です。
『木を見て、森を見ず』という言葉がありますが、髪の毛にも同じ事が言えます。
いろんな情報がありますが、何かしらの因果関係があって現在の結果があります。
一部を取り上げて、これが良い、これが悪いではなくて
総合的な視点で育毛に取り組む必要があります。
たとえば、油モノの取りすぎで頭皮環境が悪くなり抜け毛になったり
ストレスや携帯の見過ぎなどで頭皮や肩こりになり、血流が悪くなって抜け毛など
なにかしらの原因があるから結果として薄毛になっている可能性があります。
スカルプインクを施術して薄毛が目立たなくなったからと言って
何もしないと今よりも確実に薄毛は進行します。
大事な事なのでもう一度言いますが、スカルプインクは髪を生やす技術ではありません。
薄毛を目立たなくする技術です。
スカルプインクをしてからも、今ある髪を育毛する必要があります。
育毛には2つのアプローチがあります。
1つ目は、シャンプーや育毛剤などの外からのアプローチ
2つ目は、栄養やホルモン、内臓、血流、睡眠など体の内からのアプローチがあります。
前提として育毛のためには、頭皮環境を良くし、血流を正常化し栄養を届けやすい状態を作る事が必須です。
外からのアプローチのシャンプーや育毛剤には様々な種類の商品がありますが、
主に上記の頭皮環境を良くし、血流を正常化し栄養を届けやすい状態を作る事を目的としています。
成分など詳しくはまた取り上げようと思いますが、
外からの簡単な方法としては、安価なシャンプーをやめ、育毛を考えたメディカルシャンプーに変えると良いと思います。
安価なシャンプーの場合、洗浄力の強さから油分を取りすぎてしまい頭皮が乾燥してしまいます。
シャンプー、育毛剤にしてもいろんな商品、成分がありますが、
保湿と血流を促す事が目的です。殺菌もかな?
現在何もやってなくて、何かを始めようとされている方で
今すぐできる育毛ケアとしては、メディカルシャンプーや育毛剤を使うことは有効です。
しかし、はっきり言ってメディカルシャンプーや育毛剤を使ったからといって
すぐに結果は出ません!あくまでも予防の補助アイテムだと考えてください。
今から紹介する体内へのアプローチを意識することで相乗効果が生まれます。
・栄養
・内臓
・運動
・睡眠
・ホルモン
大きく分けてこの5つです。
すべてを書こうとするとかなり長くなってしまうので分けて書いていこうと思います。
髪にとって良い事を取り入れ、悪い事を避けていくのが大事です。
生命体として髪の優先順位は低く、脳や臓器などに優先的に栄養素はを運ばれます。
なので、育毛の体内でのアプローチとしては、まずは健康な身体を目指す必要があります。
男性の場合、抜け毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)を抑えるためにAGA治療薬を飲むのも
体内アプローチの一つですが、以前書いたように子供への障害リスクや肝機能など
身体への負担が少なからずあります。
性ホルモンは生物としての根幹ですから、効果があるとはいえ
どこかに無理が出てくるように思います。
今回のまとめ
内外の育毛アプローチ
外アプローチとしては、今使っているシャンプーの見直し
外アプローチに関しては、男女関係なく
頭皮環境を整え、血流を促すメディカルシャンプーや育毛剤を使う。
内アプローチとしては5つありますが、どれも相互作用があり
育毛のためには、健康的な身体を目指す必要があります。
性ホルモンに関しては、男女差があり女性の方が影響を受けやすい